予想よりもらう学長たち コストカット問題は

 年々学費が上がり、“高学歴貧乏”の増加が米国で社会問題になる中、米大学機関の情報サイト、The Chronicle of Higher Educationは17日、「2015年度最も稼いだ私公立大学学長ランキング」を公開し、ニューヨーク州立と市立大学の学長たちが、軒並みトップレベルにランクインしたことが分かった。同州内でのトップは、69万ドル(約7300万円)でストーニーブルック大学だった。
 アンドリュー・クオモ州知事は、今年初めに、州市立大学のコストカットを発表したばかり。金銭的理由で教育の質が下がれば、批判の矛

ストーニーブルック大学のサミュエル・スタンリー学長は、全米第11位に入った。写真は同大学施設の1つ、サイモンズセンター (photo: Danski14)

ストーニーブルック大学のサミュエル・スタンリー学長は、全米第11位に入った。写真は同大学施設の1つ、サイモンズセンター (photo: Danski14)