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共同通信
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【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=151円05銭と1週間ぶりに151円台を付けた。円は対ユーロでも下落し、一時1ユーロ=161円71銭を付け、2008年8月以来、約15年ぶりの円安ユーロ高水準を更新した。日本と米欧の金融政策を巡る方向性の違いが意識された。
午後5時現在は前日比53銭円安ドル高の1ドル=150円91銭~151円01銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0705~15ドル、161円66~76銭。
日銀は大規模な金融緩和を続ける姿勢を変えず、米連邦準備制度理事会(FRB)などは金融引き締め姿勢を変えていない。