Published by
共同通信
共同通信
ロシアのプーチン大統領は9日、中央アジアのカザフスタンを公式訪問し、トカエフ大統領と首都アスタナで会談した。プーチン氏は「両国間の戦略的パートナーシップと同盟関係が成功裏に発展している」と強調し、トカエフ氏も「訪問は政治的、歴史的に重要」と述べ、歓迎した。共同声明ではエネルギーや軍事など幅広い分野での協力強化が盛り込まれた。
ウクライナ侵攻により、ロシアの求心力は旧ソ連諸国でも低下。10月のキルギスでの独立国家共同体(CIS)首脳会議はアルメニアが欠席しロシア離れを印象付けた。プーチン氏は伝統的影響圏のつなぎ留めを図る。