「強盗殺人をやった」発言か

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共同通信
強盗殺人事件が発生した現場のアパート=9日、岩手県滝沢市

 岩手県滝沢市のアパートで8月、知人男性を殺害し通帳を奪ったとして、県警に強盗殺人の疑いで再逮捕された無職佐藤広明容疑者(76)が、直後にあった別の事件の被害者2人にそれぞれ「強盗殺人をやった」と話していたとみられることが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 容疑者は事件から間もない8月15日、岩手県雫石町で面識がない男性の首を絞めるなどし、軽乗用車を奪った強盗致傷罪で起訴された。捜査関係者などによると、男性に当時、自身が強盗殺人をしたとの発言があったという。

 21日に青森県内で女性を軽乗用車内に監禁し、車や現金を奪った監禁と強盗の罪でも起訴されたが、この際に同様の発言をしたとされる。