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共同通信
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ロシア紙RBK電子版などは14日、2006年にモスクワで射殺された独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」の女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさん=当時(48)=殺害を組織したとして服役していた元内務省職員がウクライナ侵攻作戦に参加して昨年釈放され、恩赦を受けたことが分かったと報じた。
ロシアでは民間軍事会社ワグネルが多数の服役囚を侵攻の戦闘員として雇い、懸念の声が上がっていた。重罪に関わる服役囚の恩赦に社会の批判が高まる可能性もある。
弁護士によると、服役していた元職員は22年に侵攻作戦に参加。その後恩赦され、現在はロシア国防省と契約して作戦に加わっているという。