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共同通信
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【サンフランシスコ共同】日本や米国など14カ国が参加する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚会合が米サンフランシスコで現地時間14日午前(日本時間15日未明)、2日目の討議に入った。主要交渉4分野のうち、気候変動対策を扱う「クリーン経済」と、反汚職や脱税防止のための「公正な経済」を議論。分野ごとのルール作りで合意を目指す。
初日討議で「貿易」を巡って妥結を先送りしており、対中国を念頭にした協力枠組みで結束を示せるかどうかに注目が集まる。
クリーン経済では、新興国の脱炭素化に向けた基金創設などを打ち出す見通し。