米下院、つなぎ予算案を可決

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共同通信

 【ワシントン共同】米下院は14日、来年1~2月までの政府支出を賄うつなぎ予算案を賛成多数で可決した。上院も通過するとみられ、バイデン大統領が署名すれば成立する。予算期限の17日までに成立しなければ政府機関の一部が閉鎖する見通しだったが、回避に向けて前進した。

 米メディアによると、共和党のジョンソン下院議長が主導したつなぎ予算案は、軍や運輸省などについて来年1月19日まで、残りは2月2日までの歳出を賄う。ウクライナやイスラエルへの支援は含まれず、共和党議員の多くが要求する歳出削減や国境警備の強化も盛り込まれなかった。