NY地下鉄利用者数、10億人突破 昨年より6週間早く達成、好調続く

 

NY地下鉄利用者数、10億人突破

昨年より6週間早く達成、好調続く

 

写真はイメージ

 

ニューヨーク州のホークル知事は14日、ニューヨーク市地下鉄の今年の延べ利用者数が、10億人に達したと発表した。昨年の12月27日よりも6週間早く達成した。ニューヨーク州都市交通局(MTA)が運営する地下鉄の乗車率は、今年に入ってから好調を続けており、先週の延べ利用者数は2300万人を超え、昨年比で8%増えた。

記念すべき10億人目の利用者は、ニュージャージー州ティーネックに住むブライアン・ジョーンズさん。午前10時54分にA線の175 丁目駅で地下鉄を利用した。ジョーンズさんには、OMNYバリューカード100ドル分やOMNY Tシャツなどの記念品が贈られた。

ホークル氏は「地下鉄のサービスと安全性を向上させるために歴史的な投資を行い、毎日数百万人の利用者に利用を働きかけている」と指摘。昨年より大幅に短縮できたことを巡り「我々の活動の証しだ。毎週、利用者数の記録を更新するのを見るのが楽しみだ」と強調した。MTAの非接触型運賃決済システムOMNYも今年利用が増え、7月下旬に利用回数が10億回に達した。正規料金乗車におけるOMNYの市場シェアは、73%を突破した。利用者からの評価も高く、今年春に実施された最新の利用者数調査では79%が「満足」と答えていた。

 

 

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