21日付のメトロ・ニューヨークによると、ブルックリン区で初となるアップルストアが、30日にグランドオープンを迎える。
アップルが運営するアップルストアは、現在、マンハッタン区に6店舗、クイーンズ区とスタテン島にそれぞれ1店舗ずつあり、ニューヨーク市内で計8店舗を展開している。ブルックリン区で初の店舗は、同区ウィリアムズバーグにお目見えする。新天地ベッドフォード・アベニュー247番地は、以前はさまざまな小売店が入居するテナントビルだったが、同社のリース契約後に、2015年から改装工事が行われ、建物外観のれんが造りを生かした店構えになるという。新たな門出の扉は、同日午前10時に開かれる。
店内には、広い販売スペースのほかにも中小企業向けトレーニングなどのプログラムを行う教育スペースを設けるなど、サービス面での充実も図るという。
周辺は同区内でも人気エリアで、さまざまな分野の企業が出店を予定している。この新アップルストアの向かいにはホールフーズマーケットがオープン予定のほか、リーバイスやオフィスシェアリングスペースのウィワーク(WeWork)も出店を予定しており、ますます活気あふれるエリアとなりそうだ。