ジャパン・ソサエティーで21日、第10回「ジャパン・カッツ」(24日閉幕)の目玉の1つとして映画「シェル・コレクター」の上映および坪田義史監督と主演のリリー・フランキーさんによる舞台挨拶が行われた。当日のチケットは売り切れ、日本のアートフィルムファンが集まった。
この日、日本映画界への貢献を称えるための「CUT ABOVE賞」の授与式も行われ、「CUT ABOVE賞 for Outstanding Performance in Film」に選ばれたフランキーさんにトロフィーが贈られた。同作では海底に沈んで撮影に臨むなど、体当たりの演技が評価されたフランキーさんは、「(登壇予定だった)園子温さんがドタキャンしたおかげで、このような賞がいただけて大変うれしく思います」と述べ、会場を沸かせた。
映画終了後のトークイベントでは、「名前は本名か」など来場者からさまざまな質問が寄せられた。