25日付のDNAインフォによると、マンハッタン区で住宅を購入する場合、ワシントンハイツが最も手ごろといわれているが、その北隣にあるインウッドが今狙い目だという。
不動産調査会社、「ネイバーフッドX」の調査結果では、同区の最北端に位置するインウッドは、自然豊かな公園や人気のレストランがあり、騒音苦情も比較的少ない。販売価格の平均は55万ドル、1平方フィート当たり536ドルと割安で、今月初めに売り出された1ベッドルームのアパートは27万9千ドルと、1平方フィート当たり413ドルの安さだった。最も高いアパートでも、2ベッドルームで59万5千ドル、1平方フィート当たり619ドルである。
同社の共同創始者、コンスタンティン・バルホーリ氏は、マンハッタン区北部の不動産は、ブルックリンやクイーンズ区に比べて、価格上昇も遅れていると説明する。
インウッドで不動産業を営むコール・トンプソン氏も、同じ値段でも広い住宅を購入することができるのが魅力と語る。「まず、値段が間違っているんじゃないかと疑うね。そして実際の広さに目を丸くするはず」。同氏によると、バーゲンハンターからの引き合いがここにきて活発になっているという。