25日付のイーターによると、俳優のロバート・デ・二ーロ氏とカリスマシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏がタッグを組み、ブロンクス区に来年レストランをオープンすることが分かった。
今年、「世界のベスト・レストラン50」で1位を獲得したイタリアのミシュラン三ツ星レストラン「オステリア・フランチェスカーナ」を経営する人気シェフのボットゥーラ氏は、これまでも、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」削減運動に取り組んでおり、これをニューヨークでも行うという。この計画への協力を名乗り出たのが、ニューヨーク市出身のデ・ニーロ氏だ。レストランの詳細は明らかにされていないが、2人が同計画について真剣に話う様子を、ボットゥーラ氏がインスタグラムで公開している。
ボットゥーラ氏は、2015年のミラノ万博で出た食品ロスを使って料理を作り、会場近くのホームレスシェルターの入居者らに振る舞っており、会期中に食品ロス15トンを活用することに成功した。また、今夏開催されるリオデジャネイロ五輪でも同様の計画を実施する予定で、期間中、選手村から出る食品ロスを使って料理を作り、スラム街の人々に配る計画だという。