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共同通信
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【ソウル共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、国家航空宇宙技術総局が早い時期に数基の偵察衛星を追加で打ち上げ、韓国などに対する偵察能力を確保する計画を、朝鮮労働党中央委員会総会に提出すると伝えた。総会は年末にも招集の見込み。金正恩党総書記はその際に「2024年度偵察衛星発射計画」を審議、決定すると表明した。
金氏は、米軍の原子力空母と原子力潜水艦が韓国南部に最近展開していることに触れ、米韓などの行動を「徹底的に監視、掌握する」必要性を強調した。
これまで国防科学院長として伝えられてきた張昌河氏が、「ミサイル総局長」として金氏の打ち上げ視察に同行したことも伝えられた。