米大統領、戦闘休止を歓迎

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共同通信

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は21日の声明で、イスラム組織ハマスが人質を解放するのと引き換えに、イスラエルが戦闘を一時休止することで合意したことを「歓迎する」と表明し、「合意内容が完全に履行されることが重要だ」と指摘した。

 バイデン氏は米国と共に合意を仲介したとして、カタールのタミム首長とエジプトのシシ大統領へそれぞれ謝意を表明。イスラエルのネタニヤフ政権が戦闘休止を承認したことを称賛した。合意内容が着実に遂行されるよう緊密に連携を取り続けるとした。

 米政府高官によると、ハマスが解放する人質約50人の中には米国籍の3人が含まれ、うち1人は3歳の女児という。