Published by
共同通信
共同通信
【ソウル共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩朝鮮労働党総書記が軍事偵察衛星の保有について「敵対勢力の危険な侵略行動を主導的に抑止し統制するために譲れず、正当防衛権の行使になる」と発言したと報じた。日米韓に対抗する姿勢を示したとみられる。
金氏は23日に軍事偵察衛星の打ち上げの成功に寄与したとする国家航空宇宙技術総局を訪れて科学者らを激励した際に述べ、記念写真を撮影した。
偵察衛星の打ち上げは、敵対勢力の軍事行動を常時把握するため「宇宙の監視兵を配置した驚異的な出来事」だと強調。戦争抑止力を画期的に向上させたと主張した。