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共同通信
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【北京共同】中国北京市の公安当局は25日、資産運用大手、中植企業集団の系列だとする会社の複数の関係者に対し、違法行為の疑いで身柄拘束などを含む刑事強制措置を取ったと発表した。違法行為の内容は明らかにしていない。
現地メディアの財新によると、中植企業集団は最大2600億元(約5兆4千億円)の債務超過に陥ったことが投資家に宛てた書簡で判明している。同社は不動産業界への投資が多いことで知られる。
書簡では4200億~4600億元の負債があり、資産総額は2千億元程度と説明。「深刻な債務超過状態にあり、重大な経営リスクが存在する」としていた。