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共同通信
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連合と経済同友会は28日、東京都内で幹部同士の懇談会を開き「物価上昇に負けない継続的賃上げを実現する必要がある」との認識で一致した。連合は来春闘で5%以上の賃上げ要求を掲げる方針。会合後、同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)は「結果として5%以上になることは重要な目標」と報道陣に述べ、大企業は年内にも賃上げの意思を発信すべきだとの考えを示した。
懇談会で、連合の芳野友子会長は、物価上昇によって「実質賃金はマイナスが続いている」と指摘。中小企業の賃上げ原資を確保するため、大企業との取引価格の適正化を進めるべきだと強調した。