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共同通信
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【ニューヨーク共同】核兵器廃絶を求める広島と長崎の「高校生平和大使」2人は28日、被爆者と共に国連本部前であった集会に参加した。「未来を生きる人の平和のために核廃絶の道を選択しよう」と被爆地の悲願を英語で語り、参加者から拍手が送られた。
2人は核兵器禁止条約締約国会議に合わせ渡米した広島市の私立AICJ高1年の尾崎心泉さん(16)と、長崎県立長崎東高2年の安野美乃里さん(17)。原爆で黒焦げになった少年や、背中に大やけどを負った故谷口稜曄さんの写真を掲げ「原爆は人間らしく生きることも死ぬことも許さなかった。彼らに何の罪があったのか」と訴えた。