NYC重犯罪率また低く 「本部長ありがとう」

 4日、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長と市警察(NYPD)が共同で会見し、今年に入ってから7月末までの殺人や発砲事件などの重犯罪発生率はまたも低かったことが分かった。昨年同時期と比べ、殺人事件は9件少なく5%減少し、発砲事件は131件少なく20%減少した。
 市長は、「このようなうれしい報告ができるのは、ビル・ブラットン本部長の尽力のおかげ」と述べ、31カ月間の苦楽を共にし、辞任を表明したばかりの本部長をねぎらいながら、警察の功績を強調した。