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共同通信
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【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比294.61ドル高の3万6245.50ドルと終値としては昨年1月中旬以来、約1年11カ月ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止への期待感から買い注文が広がった。
米サプライ管理協会が発表した11月の製造業総合景況指数が市場予想を下回り、利上げ停止観測が高まった。FRBのパウエル議長が講演で利上げ終了の判断は「時期尚早」と発言したが、金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を強める内容ではないと受け止められた。