岸田首相、中東から帰国の途

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共同通信
記者団の質問に答える岸田首相=2日、ドバイ(代表撮影・共同)

 【ドバイ共同】岸田文雄首相は2日夜(日本時間3日未明)、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイでの国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)出席などの日程を終え、帰国の途に就いた。羽田空港に3日午後到着する予定。

 首相はCOP28首脳級会合で演説し、温室効果ガスの排出削減対策が取られていない新規の国内石炭火力発電所の建設を終了すると表明。再生可能エネルギーの主力電源化を進めると強調した。

 パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、イスラム組織ハマスと戦闘するイスラエルのヘルツォグ大統領と会談し国際法順守を呼びかけた。カタール、トルコ、エジプト、ヨルダンなど各国首脳とも個別に会談した。