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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官は2日、西部カリフォルニア州で開かれた国防関連のフォーラムで演説し、米国が直面する「挑戦」としてパレスチナ自治区ガザ情勢、ロシアのウクライナ侵攻、中国の台頭を挙げた。野党共和党内で広がるウクライナ支援への慎重論を念頭に、自国第一主義に陥らないよう警鐘を鳴らした。
オースティン氏は、ガザでイスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルに住民保護の重要性を伝えていると述べた。「彼らを敵の元に追いやれば、長期的には敗北を喫する」とし、住民に怒りと絶望をもたらすような行動は避けなければならないと警告した。