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共同通信
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東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県出身の高校生と大学生17人が、地元でのにぎわい創出や防災・減災のため主体的に考案して取り組んだ活動の報告会が3日、仙台市で開かれた。
祖父を津波で亡くした福島県いわき市の高校2年平沢太一さんは、スケートボードの体験会を沿岸部で開いて子どもたちが参加した。「人と人をつなぐイベントを続けていきたい」と話した。
宮城県気仙沼市の高校3年岩槻佳桜さんは、200人以上に実施したアンケートを基に防災ハンドブックを作成。窓ガラスの飛散を防ぐために就寝時はカーテンを閉めることなどを盛り込んだ。「読んだ人に行動してもらえる活動ができた」と振り返った。