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共同通信
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恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るロマンス詐欺を巡り、弁護士の名義を貸して被害救済業務をさせたとして、弁護士ら4人が弁護士法違反容疑で逮捕された事件で、被害者5人に返還された金額が1人当たり最大で数%だったことが6日、大阪府警への取材で分かった。府警は着手金目的で救済をうたっていた可能性もあるとみて調べる。
逮捕されたのは弁護士竹原孝雄容疑者(82)や会社役員村松純一容疑者(41)ら。5人の依頼を受け、村松容疑者が被害金の返還請求手続きをしたが、戻って来た金額は1人当たりそれぞれ0.01%未満~数%だった。村松容疑者は着手金計約310万円を得ていた。