ターゲットがEビレッジ進出 住民向けの品ぞろえに特化

 11日付のDNAインフォによると、大手ディスカウントチェーンの「ターゲット」が、2018年夏までに、マンハッタン区イーストビレッジに店舗をオープンすることが分かった。
 同社の広報担当によると、この店舗は、東14丁目のアベニューAとBの間に建設される多目的ビルの1、2階を使用する。大都市の小型店舗に用いるフレキシブル・フォーマットというコンセプトを採用し、同地域の客層に合わせ、アパートやコンドミニアムで利用しやすいインテリア商品やポータブルのハイテク機器、若者向けの洋服から食料品までを取りそろえるという。同社は、クイーンズ区フォレストヒルズにも同様のコンセプトの店舗をオープンさせる予定だ。
 入居するビルは、エクステル・ディベロップメント社が開発予定で、160戸の居住用と2つの商業用スペースを備える。160戸のうち32戸のアパートが市場の相場価格以下で、もう1つの商業用スペースのテナントは確定していないが、オーガニックスーパーの「トレーダー・ジョーズ」が興味を示しているという。
 同社は、マンハッタン区ではほかにもイーストハーレムに店舗があり、今年10月には同区トライベッカにもオープンする。

Mike Mozart

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