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共同通信
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2025年大阪・関西万博の費用負担を巡り、大阪市の横山英幸市長は6日、関連経費の再整理を指示したと明らかにした。最大2350億円の会場整備費を含む全体像について「可能な限り早く示したい」と述べた。市議会都市経済委員会での答弁。
市は大阪府とともに、会場の人工島・夢洲へのアクセスとなる鉄道や道路の整備などで計約1千億円を負担することが共同通信の調べで判明。夢洲でのインフラ整備費として、市はこれまでに808億円を計上している。
横山氏は「万博があろうとなかろうと必要な費用もある」と強調。「国や府と足並みをそろえて、どういった経費を万博関連費用と定義付けるのかについても示したい」と語った。