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共同通信
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【ニューヨーク共同】米グーグルは6日、生成人工知能(AI)の基盤技術である言語モデルの最新版「Gemini(ジェミニ)」を公開した。従来より質問の理解力や回答の正確性が増し、数学や物理学などの複雑な問題が解ける。対話型AIの「Bard(バード)」にも採用する。
グーグルは知識と問題解決能力を測る指標において「人間の専門家を上回った初めてのモデル」と説明している。
生成AIの基盤となる言語モデルを巡っては、米新興企業オープンAIや米メタ(旧フェイスブック)などが相次いで性能を向上させた新バージョンを公表しており、開発競争が激化している。