18日付のCBSニューヨークによると、ブルックリン区のプロスペクトパークの池で、魚が大量死しているのが発見されたという。
これは同日、同系列のラジオ局、1010WINS宛てに、リスナーが同公園内の池で死んだ魚が大量に浮いている様子を携帯電話で撮影した動画を投稿したことから広く報道された。そこで同局は、市から委託されて同公園を運営管理する協会、プロスペクトパーク・アライアンスに問い合わせたところ、16日には既にこの事態を把握しており、調査中と返答したという。
同協会は、「魚の大量死は確かに確認されており、原因は今夏の猛暑と降水量の少なさのため水位が下がり、水中内が酸素不足になったとみられる」とし、「現在、ニューヨーク州環境保全局と協力し、詳細を確認している」と説明した。死んだ魚は、ブルーギルやオオクチバスなどの種類だったという。
同区で最も大きなこの池は、住民や観光客の憩いの場となっているが、問題はほかにも発生している。去年から2年連続して有毒の藻が大量発生し水面を覆っており、これが原因で水質が悪化しているという。同日時点でも、これが原因で水面付近が変色する現象、藻類ブルームが大規模で起きており、同局は引き続き調査を行っている。