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共同通信
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神奈川県逗子市で2020年、マンション敷地の斜面が崩れ、直下の市道を歩いていた県立高3年の女子生徒=当時(18)=が土砂に巻き込まれて死亡した事故で、横浜地検横須賀支部は13日、業務上過失致死の疑いで書類送検された管理会社元担当者の男性を不起訴とした。関係者への取材で分かった。
関係者によると、地検横須賀支部は、崩落を予見することは困難だったと判断したとみられる。
遺族側は、マンション管理人が事故前日、斜面上部に約4メートルの亀裂があるのを発見して連絡したのに対応を怠ったとして、業務上過失致死容疑で男性を刑事告訴。県警が今年6月、男性を書類送検していた。