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共同通信
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関西電力の森望社長(61)は13日までに共同通信のインタビューに応じた。政府が推進する次世代型原発への建て替えについて「カーボンニュートラルの達成へ、さらに次の原発を用意していくことがおのずと必要になる」と述べ、発電事業者として検討を進める考えを示した。巨額投資に踏み切る条件として、政府による十分な支援の必要性にも言及した。
関電は高浜原発1、2号機(福井県高浜町)が今年再稼働し、運転可能な全7基が動く態勢が整った。森氏は、営業運転開始から半世紀近く経過した原発もあることなどを念頭に「将来に向け、用意しないといけない時期がいよいよ来ている」と指摘した。