29日付のABCニューヨークによると、マンハッタン区で28日、「トップレスになる日(The GoTopless Day)」パレードが開催された。
女性が選挙権を得たことを記念する「女性同権の日」の2日後に行われたこのパレードは今年で2回目。参加した男女は、トップレス姿で同区ミッドタウンの8番街と58丁目の角を出発し、「私の体は犯罪ではない」と書かれたプラカードを掲げるなど、女性がトップレスになる権利を広めるため、ブロードウェーを練り歩いた。
ニューヨーク市では、公衆の面前で女性がトップレスになること自体は違法ではない。しかし、場所によっては男性は許されるのに女性は受け入れられないという差別も存在する。
主催団体の「トップレスになろう(GoTopless)」は、世界規模でトップレスに対する男女格差をなくそうと提唱する。同団体のネイディーン・グレイ代表によると、パレードは、女性のトップレス姿に見慣れてもらう目的もあるという。グレイ代表は、「20世紀は選挙権が男女同権の争点。21世紀はトップレスになる権利」と唱える。
同様のパレードは、今後シカゴやワシントンD.C.、マイアミなど全米の各都市で行われるという。