30日付のニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク州控訴裁判所は同日「親子の定義」を拡大し、血縁関係がなく、養子縁組を解消した親子間でも、子どもの親権や面会権を持つことができるようになったという。
これは、ゲイカップルが代理出産で授かった子どもに対し、生物的なつながりのない親が離婚後に親権を得られず起こした訴訟で下された結論。これにより今後は、血のつながりや養子縁組がなくても“本当の親”になれる。
同性婚や自分の認識する性別でのトイレ使用など、人々の多様なあり方を認めるニューヨークらしいルールが、また１つ生まれた。
代理出産だけでなく、人工授精も含まれる
