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共同通信
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山梨県は20日、富士山の山梨県側登山道「吉田ルート」における「弾丸登山」を防ぎ、混雑を緩和するため、バスやタクシーで行ける5合目の登山口に、登山者を規制するゲートを設置すると明らかにした。山小屋の予約がある人などを除き、午後4時~午前2時は通行止めとし、1日当たりの登山者は4千人を上限とする。
富士山では今夏、山小屋の予約をしていない弾丸登山者が登山道で仮眠するといった行為が多発した。来夏の登山シーズンまでに県条例の制定を目指す。
現在、任意で1人当たり千円を集めている「保全協力金」とは別に、ゲート通過者から通行料も徴収する。金額は今後詰める。団体登山者にはガイド同行を求める。