Published by
共同通信
共同通信
三菱UFJフィナンシャル・グループが傘下の金融サービスの連携を強め、「経済圏」をつくる構想を練っていることが21日、分かった。2024年度から3年間の次期経営計画の柱に据える。経済圏を構築し個人顧客を囲い込む取り組みでは楽天グループや三井住友フィナンシャルグループが先行しており、三菱UFJが本格参入すれば競争激化は必至だ。
亀澤宏規社長が共同通信のインタビューで「(三菱UFJ)銀行の口座を中心に一定の金融経済圏がつくれる」と表明した。三菱UFJニコス、インターネット証券のauカブコム証券などグループの総合力を発揮し「お客さまの一生を支えていくことをやりたい」と述べた。