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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は21日、パレスチナ自治区ガザへの人道支援拡大を求める決議案の採決を21日から22日に延期した。議長国エクアドルが明らかにした。当初の18日から4日連続の延期。米国の拒否権行使を回避するために当初案の文言を後退させ、他の理事国から反発が出ているもようだ。
UAEが提出した決議案は、各当事者に支援促進と「敵対行為の停止に向けた環境づくり」、人質解放を要求した。
当初案は「敵対行為の停止」を要請、国連がガザへの援助物資搬入を監視する仕組みを作るよう求めていたが、最新の決議案は国連に支援を監視、促進する上級調整官の任命を要請するにとどまった。