8日付のニューズデイによると、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏の生家が、11月の選挙を前にオークションに掛けられることになったという。
チューダー調のこの家は、クイーンズ区の高級住宅街、ジャマイカエステーツにあり、トランプ氏の出生証明書にも住所として記載されている。ベッドルーム5つ、バスルーム4つ半、ダイニングルームのほかにイートインキッチンがあり、地下室やガレージも含めると、広さは3600平方フィート(約334平方メートル)。7月には165万ドル(約1億6800万円)で売り出されていた。
現オーナーは、「価値をどう評価すべきか分からないので、買い手に決めてもらう」とオークションに掛けることを決めたという。次期大統領の生家となる可能性もあることから、同氏の熱烈な支持者からの高額入札が期待される。
オークションを実施する不動産業者、パラマウント・リアルティのミーシャ・ハガニ氏によると、「トランプ氏の名を除外しても良い物件」だという。
3回のオープンハウスを経て、10月19日にマンハッタン区のルーズベルトホテルにて、価格は84万9千ドル(約8650万円)からスタートする。