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共同通信
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【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは24日、キリスト教カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ大聖堂でクリスマスイブのミサを執り行った。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘などの紛争を念頭に「愛が歴史を変える」と平和を祈った。
ミサの会場には約6500人が参列した。教皇は、イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムに「われわれの思いを寄せている」と言及。「戦争という無益な論理」によって平和が妨げられていると懸念を示した。
教皇は11月にインフルエンザにかかり、アラブ首長国連邦での国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)への出席を見送った。