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共同通信
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【ニューヨーク共同】日本産の農林水産物や食品のブランディングを手がける「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」は今月から、日本産ホタテなどをPRするCMの放映を米CNNテレビで始めた。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴う中国の禁輸措置を受け、米国で消費を促す狙い。
JFOODOによると、CMは数種類制作する方針。ホタテなどの食べ方や生産地を紹介する内容で、数カ月放映する。
日本政府によると、昨年のホタテの輸出額は約911億円。日本から中国に輸出し加工した上で各国に輸出するケースが多く、中国向け輸出は金額ベースで5割超。米国向けは約9%だった。