政府、長崎IR不認定へ

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共同通信
長崎県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」=2022年11月

 長崎県が提出したカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の整備計画に関し、政府が認定しない方針を固めたことが27日分かった。政府関係者が明らかにした。大阪府・市とともに昨年4月に計画を提出。今年4月、大阪は認定されたが、長崎県は審査を継続すると判定された。27日午後にも正式発表される見通しだという。

 長崎の計画は事業資金確保スキームの不透明さなどが指摘を受けており、こうした課題が解消されなかったとみられる。

 同県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」の敷地に27年秋ごろ開業する計画で、年間来場者数は約840万人、地域経済への波及効果は年間約3300億円と見込んでいた。