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共同通信
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長崎県が提出したカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の整備計画が27日に不認定となったことを受け、大石賢吾知事は28日、立地予定地だった佐世保市の宮島大典市長と同市役所で会談した。終了後、取材に対し「納得していない部分がある」などと述べ、行政不服審査法に基づく審査請求も視野に検討する考えを示した。
審査請求は、行政不服審査法に基づき、行政庁の違法、不当な処分に不服を申し立てる手続き。
大石氏は審査請求の期限が通知翌日から3カ月であることに触れ、審査を申し立てるかどうかを判断する「一つの節目になる」と述べた。来年3月下旬までに判断する可能性がある。