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共同通信
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暮れも押し迫った29日、東京地検特捜部は、岐阜県羽島市にある大野泰正参院議員の関係先を家宅捜索した。大きな門松が飾られた地元事務所にはスーツ姿の係官11人が出入り。異例とも言える年の瀬の捜索に関係者は驚きつつも「(特捜部の)本気度が伝わってきた」と話す。
係官たちが地元事務所を訪れたのは午前10時半ごろ。秘書や事務員が立ち会う中で行われた。
関係者によると、大野氏は年末年始に帰省せず、例年参加していた成人式などへの参加も見合わせる予定だ。
事務所前に駆け付けた自民党員の男性(70)は、特捜部が3日連続で捜索したことに「年始にかけ、ほかもするんじゃないか」と驚いた様子だった。