だんらん機会も、火災に注意

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共同通信
電気ストーブにかかったタオルから出火する再現実験の様子(NITE提供)

 寒さが厳しさを増す中で使用頻度が増える製品に関し、火災を招かないためのポイントを製品評価技術基盤機構(NITE)が紹介している。家族で鍋を囲む機会も多いが、カセットこんろ・ボンベの事故も頻発。灯油などに比べ安全と思われがちな電気ストーブ関連の出火も多く「一家だんらんの季節、でも熱源とは遠距離で!」と呼びかけている。

 NITEが注意を促しているのは「電気ストーブ」「カセットこんろ・ボンベ」「スプレー缶」の3製品。13~22年度にNITEに寄せられた3製品が出火した事故は計128件だった。

 電気ストーブは「電源プラグを抜く」、カセットボンベでは「最後まで使い切る」などの対策を公開中。