マンハッタン区内のホテルで19日、ロックバンドX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」のメディア向け試写会が行われた。今年1月のサンダンス映画祭では最優秀編集賞を獲得するなど、複数の映画賞を受賞し、モスクワや上海などの映画祭でも大きな反響を呼んだ同作の一般向け公開は、ニューヨークとロサンゼルスで10月21日から決定している。
試写会ではリーダーのYOSHIKIさんとステファン・キジャック監督が登壇し、集まった多数のメディアからの質問に答えた。キジャック監督は1年以上にわたる密着取材において、「(心の)ドアを開け続けて欲しい」とオファーしたことを明かした。YOSHIKIさんは監督と一緒に仕事をして、「全てを与えられた気がする」と振り返った。
また、YOSHIKIさんは自身がピアニストとして挑む来年1月のカーネギーホールでのクラシックコンサートにも触れ、「今はそちらに集中している」とも述べた。
試写会の後には2人も参加してのレセプションが開かれ、YOSHIKIさんがピアノ演奏を披露し、場内を沸かせた。