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共同通信
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北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、金正恩朝鮮労働党総書記が12月31日に朝鮮人民軍の主要指揮官らを激励し、新年は「戦争準備強化の新たな全盛期」になると表明したと伝えた。12月30日までの党重要会議では韓国が「敵対国、交戦国の関係」にあると主張しており、南北の軍事的緊張が高まっている。
金正恩氏は、首都平壌の党中央委員会本部庁舎に指揮官らを招き「武力衝突の危険が刻一刻、現実として近づいている」と指摘。相手側の挑発には容赦しないとして「(争いの)火種を起こした瞬間、ためらわずに、あらゆる手段を総動員し壊滅的打撃を加える」よう指示した。