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共同通信
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北朝鮮メディアは3日、金正恩朝鮮労働党総書記が2日、首都平壌の三大革命展示館を訪れ、農業用機械の展示会を視察したと報じた。金氏は党重要会議で2022年の農業生産が十分でなかったことから、23年は「深刻な食糧難」が問題になっていたと言及しており、農業生産の現代化を目指す考えだ。
党重要会議は23年12月30日まで開かれ、金氏は新型コロナウイルスによる防疫措置や経済制裁への対応などに追われた中、食糧難の解決は「特に切迫した問題」だったと指摘。一方で23年の穀物生産は目標を達成したとしている。
展示会の視察には金徳訓首相ら党や政府の幹部が同行した。(共同)