Published by
共同通信
共同通信
年明け4日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。
午前10時現在は休日前の昨年12月29日と比べて1円87銭円安ドル高の1ドル=143円26~28銭。ユーロは横ばいの1ユーロ=156円45~53銭。
1日発生した能登半島地震を受け、市場の一部で日銀のマイナス金利政策解除の時期が遅れるとの見方が浮上し、円を売ってドルを買う動きが強まった。米国の早期利下げ観測が後退したことも円安進行の要因となった。
市場では「日米の金利差が意識され、円安がじわじわと進んだ」(外為ブローカー)との声が聞かれた。