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共同通信
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自民党は5日、新年仕事始めの会合を党本部で開いた。総裁の岸田文雄首相はあいさつで、党派閥の政治資金パーティー裏金問題を受け「国民の信頼を回復し、政治の安定を確保する。重要政策を進めていかなければならない」と述べ、再発防止に全力を尽くす決意を示した。総裁直属の「政治刷新本部」を来週発足させる。
首相は「多くの国民から厳しい声、疑念の目が注がれている」と強い危機感を表明。茂木敏充幹事長は刷新本部を中心に運用、制度両面での改革案を早急に取りまとめる考えを強調した。
会合後、首相は麻生太郎副総裁、茂木氏と会談。刷新本部を含む今後の政権運営を巡り、意見交換したとみられる。