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共同通信
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岸田首相は6日、官邸で開かれた能登半島地震非常災害対策本部会議で、避難生活の改善を図るため、被災地外の宿泊施設を自治体が借り上げ、避難所として積極的に活用するよう関係省庁に指示した。救出に時間がかかっている箇所があるとして「一人でも多くの命を救うため、救助活動に全力を尽くしてほしい」と述べた。
「避難生活の長期化もあり、疲労やストレスが蓄積している」と指摘。避難所への仮設トイレや段ボールベッドの設置、プライバシー確保などを進めるよう求めた。
被災地につながる道路の通行を復旧や救援物資輸送の関係車両に限るため、石川県が道交法上の規制を実施する方向で調整していると紹介した。