Published by
共同通信
共同通信
【カイロ、エルサレム共同】中東歴訪中のブリンケン米国務長官は7日、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエル軍とイスラム組織ハマスの仲介役を務めるカタールを訪れ、ムハンマド首相兼外相と協議した。記者会見で「イスラエルは民間人保護のためもっと取り組むことが不可欠だ」と改めて強調した。
ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側の死者は2万3084人で、うち7割強が女性と子ども。ブリンケン氏は「中東は深刻な緊張状態にあり、紛争は容易に波及する可能性がある」と警鐘を鳴らした。8日にアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した。同日中にイスラエル入りする。