RELATED POST
ニュージャージー州のホーボーケンやジャージーシティーの住民の中にはマンハッタン区まで通勤しニューヨークが大好きだった若者も大勢いた。しかしコロナ禍で自身が住む街の魅力を再発見する住民が増えている。ニューヨークタイムズが14日、報じた。
マイキー・ミラーさん(24)は売り出し中の俳優。2019年5月にジャージーシティーに引っ越して、毎日PATHトレインでブロードウェーまで通っていた。ところがこの3月、新型コロナウイルスの感染が広まると、マンハッタン区に行く必要がなくなった。時間を持て余し、アパートの周囲を散策。リバティー州立公園の美しさも発見した。いつかアッパーウエストサイド住みたいと思っていたが、今では「ここに住み着くのも悪くない」。同時期に妻と越してきたアレックス・エルガーテンさん(33)も過去6ケ月間、マンハッタンに通勤していない。「パンはベーカリー、チーズはチーズの専門店と歩き回るのが楽しくなった」。最近は、ニュージャージアンになったと自覚することさえある。
ホーボーケン在住のナタリー・ラムンニさん(27)も、週に6日マンハッタンで食事を楽しんでいた。今では、ホーボーケンのみ。「コミュニティーがまとまっていて、心が温まる。少しでも助けになれば」と、お気に入りのレストランをインスタグラムで紹介している。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か